【三面】人気観光地パガン島でレバノン人逮捕 無認可レンタル事業を運営
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タイ南部スラタニ県の人気観光地パガン島で、無許可のオートバイレンタル業を営んでいたレバノン人の男(46)が地元警察に逮捕された。男は過去にも不法就労で国外退去処分を受けており、再入国後に同様の事業を行っていたとみられる。
調べによると、男は観光客向けに複数台のバイクを貸し出し、観光サイトを通じて予約を受け付けていた。営業許可や納税登録を行っておらず、タイ人名義を利用して店舗を運営していた疑いもある。
入国管理局によれば、近年パガン島やプーケットなどで、外国人が名義借りをして観光関連ビジネスを展開する事例が相次いでいる。政府はこうした「ノミニー経営」の摘発を強化しており、外国人の不法営業には最長5年の禁固または10万バーツ以下の罰金が科される。観光業の健全化に向け、地方警察と観光スポーツ省が連携して監視体制を強化する方針だ。
