【政治】ボウォンサク副首相、タクシン元首相の恩赦請求権を容認
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国王陛下による恩赦に関連し、ボウォンサク副首相(法律担当)はこのほど、タクシン元首相には恩赦を請求する権利があり、その行使に問題はないとの見解を示した。元首相の刑期短縮をめぐっては、司法の公平性や政治的中立性の観点から一部で批判の声も上がっている。
タクシン氏は過去にも恩赦によって刑期が短縮されており、現在服している禁錮1年の刑に対して再び恩赦が適用される可能性がある。副首相は「国民の和解を進める観点から、法の範囲内で判断されるべきだ」と述べ、司法手続きの透明性を確保する方針を示した。法務省によると、恩赦制度は王権に基づく特権として、正当な申請手続きを経た上で判断される。
