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【三面】バンコク都庁が違法薬物ステッカーの一斉除去作戦 背後の犯罪組織摘発を強化

バンコクでは、違法薬物の入手先を示すQRコードや連絡先が記されたステッカーが街路灯に貼られる事例が相次いでいる。このため、都庁はこのほど、これらステッカーの一斉除去作戦を開始した。なお、タイ南部の観光地プーケットでも同様の問題が報告されている。

タイ薬物取締委員会(ONCB)によれば、SNSや暗号通信アプリを利用した薬物販売は増加傾向にあり、街頭広告とオンライン取引が連動するケースが多い。観光客が集中するエリアでは、外国人向けの違法販売も確認されており、政府は観光治安の確保を重要課題に位置づけている。

バンコク都警察は、ステッカーの背後にある販売組織の特定を進めており、通信記録の解析や金融取引の追跡を強化する方針。また、都庁は市民に対し、違法広告を見つけた場合は通報するよう呼びかけ、都市の安全確保に向けた連携を強めている。

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