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【三面】 プーケットでコカイン密売のロシア人男を逮捕 学生ビザ悪用の在留者を徹底摘発へ

タイ南部プーケット県で、学生ビザで滞在していたロシア人の男(31)がコカイン密売の疑いで逮捕された。警察は一般人を装って容疑者に薬物を注文し、受け渡しのため現れたところを拘束した。押収量や取引規模については捜査が続いている。

プーケットは欧州やロシアからの長期滞在者が多く、観光警察によれば薬物売買やビザ悪用に関する摘発が年々増加。タイ国政府観光庁(TAT)の統計では、2024年に同県を訪れた外国人は約500万人に達しており、観光客のさらなる誘致のためには治安対策が不可欠となっている。

タイ警察庁は、学生ビザ・観光ビザおよびフリービザ制度を悪用した在留犯罪者を重点捜査対象とし、入国管理局(IMMIGRATION BUREAU)と連携して摘発を強化するとしている。観光地の安全性はタイ経済にも直結するため、政府は国際基準に沿った治安対策を継続する方針。

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