【社会】第74回ミスユニバース世界大会がタイで開催　タイ代表が準優勝に

第74回ミスユニバース世界大会が11月21日、バンコク近郊ノンタブリ県の大型展示施設で開催され、メキシコ代表ファティマ・ボッシュさん（25）が優勝した。タイ代表のプラビーナール・シンさんは準優勝となった。

ミスユニバースは世界3大ミスコンの一つで、タイでは例年高い関心を集める。国内の美容・ファッション産業にとって重要なPR機会ともなっており、近年はSNSを通じた広報が主流となっている。タイ国政府観光庁（TAT）は大会開催の誘致を促進してきた経緯があり、大会開催は観光プロモーションの一環とされている。

また、今年の大会はアジア地域から多くの参加者が選出され、地域全体の存在感が強まった。タイ代表はプレゼンテーション能力や社会問題への理解と表現力が高く評価され、国内では「国際舞台でのタイの存在感が一段と増した」との声が広がっている。 大会終了後、SNS上では多くのファンが準優勝を祝福し、地元企業も応援キャンペーンを展開するなど、地域経済への波及効果も期待されている。