【三面】密入国と違法薬物販売容疑で中国人の男を逮捕 パガン島
広告
タイ南部スラタニ県パガン島で11月23日、密入国と違法薬物販売の容疑で中国人の男(40)が逮捕された。警察は外国人グループが薬物密売に関与しているとの通報を受け、島内の民家を調査した結果、容疑者の潜伏を確認した。観光地として知られるパガン島は近年。外国人犯罪者の潜伏地としても問題視されている。
タイ警察庁は2024年以降、薬物犯罪やオンライン詐欺に関与する中国系犯罪組織の取り締まりを強化しており、観光地での密入国者摘発を重点項目に掲げる。特に南部地域では、ミャンマーやラオスを経由する密入国が問題化しており、治安当局が警戒を強めてきた経緯がある。
タイ警察は、観光地での治安悪化は観光収入に直接影響するとしており、今後も入国管理局や海軍と連携し、外国人犯罪ネットワーク排除に取り組む方針だ。
