【商業】タイBOI、「Tomorrowland Thailand」に投資恩典。26年12月開催
広告

- BOIはVR One World(Thailand)への投資優遇を承認。5年間で少なくとも210億バーツの経済価値を見込む
- 初回は26年12月にチョンブリのWisdom Valleyで3日間開催。1日最大5万人、来場の60%超は海外想定と主催側説明
- BOIは24年から国際イベント誘致を促進、1件1億バーツ以上が条件。機材の関税免除やビザ・就労許可を支援
タイ投資委員会(BOI)は、国際イベント運営の投資優遇として、タイ・ベルギー合弁のVR One World(Thailand)に対する奨励を承認した。同社は、世界的な電子音楽フェス「Tomorrowland」を「Tomorrowland Thailand」として初めてタイに持ち込む。初回は26年12月、チョンブリ県のWisdom Valleyで3日間開催し、1日最大5万人を受け入れる計画だ。来場者の60%超を海外から見込む。BOIによると、5年間の開催で少なくとも210億バーツの経済価値を生む見通しだ。
権利元であるTomorrowland Group系「TL International」と、Siam Songkran Music Festivalなど国際EDMイベントの経験を持つタイ企業「One Asia Ventures」が合弁。イベント運営のほかにも、「Tomorrowland Academy」を設け、国際基準の運営ノウハウをタイ人材に移転する。BOIは大規模イベントの開催障害として、出演者やクルーの入国手続き、機材の一時輸入・再輸出に伴う税負担などを挙げ、緩和を進めている。
世界フェスのアジア開催はタイが初とし、観光イメージの底上げを掲げる。BOIは24年から国際音楽・スポーツ・フェスの誘致を促し、1件あたり投資または運営費1億バーツ以上を条件に、機材の輸入関税免除や、外国人アーティスト・スタッフのビザと就労許可をワンストップで支援する。
