【不動産】タイ住宅開発大手 在庫総額113億バーツ 今年は新規投資を2件に限定
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タイの住宅開発大手NCハウジングは、不動産市場が供給と需要の均衡を回復するのには時間がかかるとみて、2026年は投資ペースを落とすことにした。住宅ローンの審査落ちが2024〜2025年に60〜70%と高水準で推移したことを踏まえ、販売済み物件の引き渡しと在庫圧縮を優先する。販売可能な在庫は13プロジェクト、総額は113億8400万バーツにのぼるため、新規は2件、計20億バーツに絞り、2026年7〜9月期に投入することにした。
1件目はパタヤ南部のコンドミニアムで、約3ライの敷地に3棟を建造。事業規模は6〜8億バーツ、価格帯は200万〜500万バーツで、東部経済回廊(EEC)の就労者需要を狙う。そして、2件目は首都近郊ラムルッカ(クローン6〜7付近)の低層住宅で、戸建て・タウンハウスなどを組み合わせる。事業規模約10億バーツ、価格帯300万〜700万バーツで2〜4期に分けて開発する。
2026年の販売目標は40億バーツ、予想売上高は20億バーツで、グリーン&スマートリビングを全案件に組み込み、リフォームや中古住宅など周辺事業で継続収入を売上の10%に高める計画だ。 銀行融資は家計向けを含め慎重姿勢が続き、タイ中銀は2025年10〜12月期の不良債権(NPL)が5360億バーツ、比率2.84%へと低下・さらに融資残高は前年比1.1%減と発表している。
