【投資】タイBOI、xEV投資誘致パッケージを検討 現地調達と国内需要の後押しが焦点に
広告

タイ投資委員会(BOI)は2026年3月4日、国内自動車産業の4団体と会合を開き、新投資誘致策におけるxEV(HEV、PHEV、BEV)支援策の骨格づくりに入った。
BOIのナリット事務局長が、タイ自動車工業会(TAIA)、タイEV協会(EVAT)、タイ自動車部品工業会(TAPMA)、タイ工業連盟(FTI)自動車部会の幹部と意見交換した。議論は3点。第1にxEV支援の継続で、投資・生産だけでなく輸出促進や普及策まで対象に含め、政策の空白をつくらないよう求める意見が大勢を占めた。
第2にタイ国内市場のてこ入れ。家計債務の重さや与信の厳格化で販売が縮み、とくに部品裾野が広いピックアップが打撃を受けたとして、購入費の税控除拡充や「旧車から新車」への買い替え、官公庁でのxEV比率引き上げなどが提案された。
そして第3は現地調達(ローカライゼーション)の底上げで、国内生産車に優遇を付け、EVメーカーに国産部品採用を促す案を示された。
BOIは関税、物品税、製造要件など関係機関の制度も含め、パッケージとして新政権に提示する方針だ。
