【経済】ディーゼル価格が50バーツ突破 アヌティン首相は節電や公共交通の利用を呼びかけ
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タイの店頭ディーゼル価格が4月5日に1リットル50.54バーツとなり、過去最高を更新した。中東情勢の緊迫で原油と製品相場が上がり、国内で価格改定が連鎖した。
報道によれば3月18日から8回の値上げで上昇幅は計20.41バーツに達した。政府は中東紛争直後の混乱を見込み、少なくとも15日間はディーゼルを凍結する方針を掲げたが、財源と供給の両面で限界が露呈した格好だ。
ソンクラン(タイ旧正月)休暇を前に移動需要が増える一方、家計は交通費と生活必需品の上昇に直面。このため、アヌティン首相が節電や公共交通の利用を呼びかけるほか、行政側は燃料基金や税の活用を含む支援策の見直しを迫られている。 足元では在庫確保が先決であるが、同時にバイオ燃料の混合比率や国内供給の優先順位を再点検し、価格の振れを小さくする制度設計も課題となる。
