【貿易】タイの第三国経由国境貿易 3月に41%増 電子部品輸入がけん引役
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タイ商務省外国貿易局(DFT)が5月14日に発表したデータによると、2026年3月の第三国経由国境貿易額は前年同月比41.4%増の1060億バーツに達し、100億バーツの大台を超えた。電子部品を中心とした輸入急増が主な要因だ。第三国経由国境貿易とは、隣国を中継ルートとしてタイと最終仕向地との間で行われる取引を指す。
内訳では、輸出が前年比34.8%増の485億バーツ、輸入が47.4%増の571億バーツとなった。貿易相手国別では中国が505億バーツで最大。以下、ベトナムが177億バーツ、シンガポールが171億バーツと続く。また、中国からの輸入は34.9%増、シンガポールからは14.5%増。さらに、ベトナムからは208.5%増となり顕著な伸びを示した。
目次
急増する電子部品の流れ
一方、隣国との直接国境貿易は同21.6%減の727億バーツにとどまった。カンボジアとの貿易は現在停止中で、タイ・カンボジア国境情勢の悪化が貿易実態に影響を与えている現状が浮き彫りになっている。なお、1〜3月の累計では第三国経由国境貿易が前年比22.7%減の2030億バーツとなった。
