【車両】タイのBEV需要が本格化、メルセデス・ベンツが7年ぶりの販売最高
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メルセデス・ベンツ・タイランドは5月28日、今年に入ってからのタイ国内販売が好調を維持していると発表した。同社のクリスチャン・シェル最高経営責任者によると、2026年第1四半期における新規登録台数は1949台で、乗用車・商用車の合計販売は1304台に達した。
この背景には、中東情勢を起因とする原油価格の高騰がある。イランをめぐる紛争の余波で原油・精製油価格が上昇し、内燃機関車に対する消費者の警戒感が高まる中、バッテリー式電気自動車(BEV)への関心が急速に強まっているとシェル氏は指摘する。
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バンコクモーターショーでBEV販売が急伸
今年のバンコク国際モーターショー期間中、同社は前回の870台から2111台へと約140%増という記録的な販売を達成した。「2019年以来7年ぶりに2000台の大台を突破した」と同氏は話す。ただ、タイ全体の自動車市場は世帯債務の高止まりや内需低迷など構造的な課題を抱えており、中東情勢の長期化が輸出にも影を落とす。
グローバル市場でも同社のBEVは好調で、2026年第1四半期の世界販売は49万9700台。欧州ではBEV需要が107%増と急伸している。タイでは2025年から2027年にかけて40モデル以上を順次投入する計画で、BEVを含む幅広いラインアップで市場攻略を加速させる。
