【運輸】タイ冬季ダイヤ調整 87航空会社がスロット交渉
広告

タイ民間航空局(CAAT)は6月12日、バンコクで開催されたIATA(国際航空運送協会)第158回スロット会議(SC158)に参加し、2026年から2027年にかけての冬季ダイヤに向けた空港発着枠の調整を行ったと発表した。
タイのスロットコーディネーターを担うCAAT は今回、スワンナプーム空港、ドンムアン空港、プーケット空港、チェンマイ空港、サムイ空港のレベル3空港5カ所と、レベル2に位置づけられるウタパオ空港を対象に、国際基準に基づく発着枠の効率的な配分を行った。
会議には世界の146航空会社が参加。うち87社がタイへの新規路線の開設や増便などを求めてCAAT との面談を申し込んだ。欧州からはフィンエア、KLM、ターキッシュエアラインズ、ヴァージン・アトランティックなど14社、中東からはリヤドエア、カタール航空、エミレーツなど10社が名を連ねた。
4社がタイ初就航へ
今回の交渉の結果、タイ初就航となる4航空会社——リヤドエア、ヴァージン・アトランティック、スカイアップ・ニストル、エアボルネオ——が発着枠を取得した。リヤドエアはサウジアラビア・リヤドとバンコクを結ぶ路線を見込んでおり、ヴァージン・アトランティックはロンドン線の再就航が期待される。冬季ダイヤ期間中には、ヘルシンキ、コペンハーゲン、上海などとのネットワーク拡充も進む見通しだ。
CAATはタイを地域の航空ハブとして位置づけ、今後も路線誘致を積極的に推進する方針を示している。
