【社会】パッチャラキッティヤパー王女殿下が薨去、タイ全土で15日間の服喪へ
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タイのパッチャラキッティヤパー王女殿下が6月11日、バンコク都内の病院で薨去された。47歳。ワチラロンコン国王の第一皇女であり、後継候補としても注目されていた殿下は、2022年末に体調を崩して以来、約3年半にわたって昏睡状態にあった。
タイ政府はただちに15日間の国喪を宣言し、バンコクの王宮広場や主要寺院に市民が参列した。国喪の期間中はタイ全土で慶事や派手な娯楽を伴う商業活動を自粛するよう求められるため、ナイトクラブやエンターテインメント施設の一時休業、大型プロモーションイベントや式典の延期・中止が相次ぐ見通しだ。タイに進出する日系企業にとっては、顧客・取引先との接待や周年イベント、採用イベントなど、各種行事のスケジュール調整が急務となる。
また同期間中は政府機関や民間企業でも弔旗を掲げるため、工場やオフィスの外観対応も必要になる場合がある。タイでは王室への崇敬は国民的な慣習として深く根付いており、外国企業が知らずにマナーに反した行動をとれば取引関係に悪影響を及ぼしかねない。駐在員や現地法人担当者はタイ人スタッフと密に連絡を取り合い、現地の状況に即した対応が求められる。
