【投資】米デジタル証券ウィーブル、タイのPi証券を約30億バーツで買収
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米フロリダ州拠点のデジタル証券プラットフォーム、ウィーブル・ホールディングス(シンガポール)は、タイのPi証券に対し約28億6500万バーツを投じて買収する計画を発表した。タイ証券取引所(SET)への届け出によると、カントリー・グループ・ホールディングス(CGH)は、Pi証券の発行済株式の90.98%にあたる15億8000万株、および子会社トレーダー社(TT)の55.99%にあたる88万5666株を、ウィーブル側に譲渡する手続きを進めている。
タイ証券業界は、参入企業に厳格な規制対応と当局審査が求められる分野として知られる。今回の買収は、外資系デジタル証券プラットフォームがタイの規制業界に迅速に参入する事例として注目される。買収価格は最終確定額ではなく、市場変動を除く特定要因によりPi証券の運用資産残高が大きく減少した場合には調整される契約となっている。
CGHのタミー会長兼最高経営責任者(CEO)代行は届け出の中で、Pi証券・TT両社の投資処分によって得られる資金を、既存事業の下支えや投資、ウェルネス事業を含む将来の新規事業展開に充てる方針を示す。ウィーブルにとっては、東南アジアの成長市場における足場を確保する動きとも位置づけられ、今後の展開が注目される。
CGHの取締役会は6月29日、株式処分計画を承認しており、今後は7月14日に開催予定の臨時株主総会での承認を経て、正式に手続きが完了する見通し。
