【商業】タイ商務省、1皿40バーツの格安食事提供プロジェクトを8月にも開始
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タイ政府は、早ければ8月から「1皿40バーツ」で温かい食事を提供する新プロジェクトを始める計画だ。スパチー副首相兼商務相が明らかにした。
現在、屋台や食堂の店主に対し、プロジェクトへの参加を呼びかけている段階という。実施期間はまず3カ月間を予定するが、状況を見ながら延長する可能性もあるとのことだ。
このプロジェクトの狙いは、生活費の上昇に苦しむ市民の家計を支援することにある。背景には、燃料価格の高騰があり、屋台などの飲食店では、1皿あたり5バーツから10バーツの値上げが相次いでいた。ただ、物価が上がる一方で、賃金の伸びがそれに追いつかない世帯も多く、外食にかかる費用の負担感が強まっていたという事情がある。政府としては、参加する店主に一定の支援を行うことで値上げ分を肩代わりし、消費者が手頃な価格で食事をとれる環境を整えたい考えだ。
タイでは、屋台や小規模な食堂が庶民の食生活を支える重要な役割を担う。街角の屋台で温かい料理を安く食べるという文化は、都市部で働く人々の暮らしを支えている。今回のプロジェクトは、こうした零細な飲食店経営者の収入を下支えしつつ、都市部で働く低所得層の生活を後押しする狙いがある。
なお、このプロジェクトは今年5月に実施された「生鮮食品の割引プロジェクト」の延長線上に位置づけられる取り組みだ。当時、スパチー副首相兼商務相はアヌティン首相とともにバイク屋台に同乗し、値下げを呼びかけ。今後、具体的な参加店舗数や実施地域の詳細が発表される見通しだ。
