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【不動産】タイ住宅市場で中古急増 年内在庫61万戸超えとKリサーチが予測

タイの住宅市場で中古物件の供給が急増しており、年内の全国在庫は61万戸を超える見通しであることが、カシコン・リサーチセンター(K-Research)の調査で明らかになった。中古住宅の売り出し件数は前年比34.2%増の24万戸に達し、個人所有者や金融機関、資産管理会社が保有物件の売却を加速させていることが背景にある。

2026年第1四半期の全国住宅在庫は59万戸で、前年同期比7.2%増となった。一方、開発業者が抱える新築の未販売在庫は新規プロジェクトの供給抑制を受けて前年比6%減の35万戸にとどまり、市場全体としては新築より中古の増加が在庫積み上がりの主因となっている構図だ。バンコク都市圏だけで全国在庫の52%、31万戸超を占め、チョンブリやプーケット、チェンマイといった主要地方都市でも在庫の増加が確認されている。

K-Researchは、2026年の全国住宅移転登記件数について前年比2.1%の緩やかな増加を見込む一方、需要の弱さが続けば市場は買い手優位の局面に移行すると分析している。家計債務の高止まりや金融機関の融資審査厳格化が、実需層の住宅取得を引き続き圧迫している状況だ。バンコクでは築浅の中古コンドミニアムが新築より割安な選択肢として人気を集めており、価格競争が一段と激しくなっている。

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