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【投資】日本企業のBOI投資申請額が累計で3960億バーツに到達

タイ投資委員会(BOI)が8月19日までに公表した最新の投資認可統計によると、日系企業によるタイ投資奨励申請額の累計(2021年~2026年前半)で1380件、3960億バーツに達したことが分かった。世界的な地政学リスクの高まりやグローバルサプライチェーンの再構築が急ピッチで進む中、タイが東南アジアにおける最も信頼性の高い製造・輸出拠点として日系製造業から改めて高く評価されている事実が数値として裏付けられた格好だ。特に自動車部品、精密機械、電子部品、スマート産業分野における大規模な設備投資が推進力となり全体を力強く牽引している。

日系企業による投資内容であるが、単なる既存工場の維持にとどまらず、最新のデジタル技術や自動化設備を積極的に導入したスマート工場への改修や、脱炭素化に対応した環境配慮型製造ラインへのアップグレードが目立つ。また、高度な研究開発(R&D)機能やテクニカルセンターの立ち上げといった、高付加価値分野への資金投入も増えている。また、BOIは日系企業の持続的な投資拡大を後押しするため、法人税免除・軽減期間の延長や外国人高度人材に対する長期滞在ビザの発給要件緩和など、包括的かつ効果的な投資誘致策を実施している。

今回の投資申請額の拡大は、タイ国内で拡大する中国系EVメーカー等の台頭に対し、日系サプライヤーが高度な技術力と製造能力で対抗し、現地でのエコシステム再編に柔軟に対応しようとする強い意思の表れとタイ産業界は評価する。

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