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【商業】タイのセントラル・グループ、ワライヤー氏を新社長に指名し経営体制刷新

タイ最大手の流通グループ、セントラル・グループは、トス・チラサイワット会長兼最高経営責任者(CEO)が、ワライヤー・チラサイワット氏を新たに社長に任命したと発表した。グループ創業79年の節目にあたり、人工知能(AI)の普及や消費者行動の急速な変化に対応するため、経営体制を一段と強化する狙いという。

トス会長は、百貨店事業から出発したグループが今やアジアと欧州の18カ国に事業を広げるまでに成長したと振り返り、絶え間ない組織変革の必要性を強調した。新社長のワライヤー氏はグループ内で40年以上のキャリアを持ち、社内外の連携強化やグループ各社の事業能力の橋渡し役を担うとされる。トス会長は、ワライヤー氏について「幅広い事業への深い理解と、大規模組織を率いてきた豊富な経験を持つ」と評価した。トップ経営陣にはこのほか、プリン・チラサイワット副会長、ピチャイ・チラサイワット取締役、パンディット・モンコンクン最高財務責任者(CFO)が名を連ねる。

グループは今年に入り、スティパン・チラサイワット名誉教授を議長とする新取締役会を発足させたほか、4月にはトス会長を委員長とする経営委員会も新設し、ガバナンス体制の強化を進めてきた。傘下の中核会社セントラル・リテールも、タイとベトナムでの店舗拡大に180億バーツを投じる計画を掲げ、2026年の売上高は前年の2532億バーツから4〜5%増を見込む。

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