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【労働】AIが職場を変える~新入社員が選ぶべき最も安全な道は「進路を固定しないこと」

人工知能(AI)によって職場環境が大きく変わりつつある中、初めて社会人になる若者にとって最も安全なキャリア選択は、あえて特定の進路を固定しないことかもしれないーーバンコクで開かれた若手社員向けの座談会で、経営幹部らが自身のキャリアを振り返りながらこうした考え方を共有した。

座談会に登壇したトゥルー・コーポレーショングループのシグベ最高経営責任者(CEO)は、好奇心や適応力、人間らしい対人スキルこそが、早期の専門特化よりも重要になり得ると強調した。ブレッケ氏自身のキャリア形成も型にはまらない道のりだった。ノルウェーの山間の農場で育ち、かつては農業を継ぐものと考えていたが、最初の仕事は小学校高学年クラスの教師。19歳の時だった。その後、農業や広告業、政治の世界へと転じ、30歳でノルウェーの国防副大臣を務めた経験を持つ。

ハーバード大学修士課程在学中にアジアへの関心を抱いたことがきっかけとなり、通信業界に足を踏み入れた。テレノール(Telenor)グループに入社後、実務経験がないままアジアでの事業機会の探索を任され、後にタイのトータル・アクセス・コミュニケーション(現True)のCEO、さらにはテレノール・グループ全体のCEOを歴任した。

タイでは若年層のAI活用が急速に進んでいる。求人サイト運営会社の調査によると、タイ人労働者の6割超が生成AIを既に活用しており、東南アジアでも高水準にある。7割前後の人材が、AI時代に対応した新たなスキル習得に前向きだとの結果も出ている。

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