【社会】タイ気象局、9月8〜13日にかけ全土で降雨増加 バンコクにも雷雨予報
広告

タイ気象局(TMD)は、9月8日から13日にかけて全土で降雨が強まると発表した。降雨の増加は東北部から始まり、バンコクでも市域の6割程度で雷雨が見込まれるという。企業活動や物流に影響が出る可能性があり、日系企業も工場の稼働や輸送計画への影響を注視する必要がある。
タイ気象局はこれに先立ち、9月6日午後5時に発効した大雨に関する第10号(通算190号)の警報で、6日から7日にかけて北部一帯で激しい大雨や河川の氾濫、土砂崩れが発生する恐れがあると警告していた。北部および東北部上部にかけてモンスーントラフ(季節風の谷)が停滞し、アンダマン海からタイ、タイ湾にかけて中程度の南西モンスーンが吹き込んでいる状態が続いているという。
気象局は特に、丘陵地帯に近い水路沿いや低地の住民に対し、局地的な強い降雨や雨量の累積によって鉄砲水、河川の氾濫、土砂崩れが発生する恐れがあるとして、警戒を呼びかけている。9月8日以降は降雨がさらに広範囲かつ強まる見通しで、東北部東側では特に激しい降雨が予想されている。アンダマン海やタイ湾では波高が2〜3メートルに達し、雷雨時にはさらに高くなる恐れがあるとして、小型船舶に対する外出自粛の呼びかけも行われている。
タイでは例年6月から10月にかけて雨季が続き、北部や東北部を中心に洪水被害が発生しやすい。今年も8月には南部を中心に大雨による被害が報告されており、今回の予報は雨季後半のさらなる荒天を告げる形となる。
