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【食品】水害で買いだめ広がりコンビニの棚が空に 即席めん大手「生産に支障なし」

バンコク都と周辺県で9月24日から大雨が続いたことを受け、住民による食品の買いだめが広がった。9月27日の時点で、一部のコンビニでは弁当などの即席食品、調理済み食品、即席めん、飲料水が売り切れ、棚には値札だけが残る状態となった。
即席めん「ママー」を製造するタイ・プレジデント・フーズのパン取締役は、今回の品薄は一時的なものだと説明。工場は通常どおり動いており、原材料の在庫も十分あるという。仕入れ先からの納品が1〜2日遅れても、ちょうど週末にあたるため影響は小さいとみている。
同氏によると、大手小売店には2〜3日分、物流センターには3〜4日分の在庫がある一方で、小さなコンビニや近所の商店は客が買いに行きやすいため、品切れが早く起きやすい。店頭に並ばないのは、商品不足よりも補充の遅れが主な原因だ。
買いだめのきっかけについて同氏は、26日朝9時ごろに政府の緊急警報が突然届き、住民がSNSの情報に頼ったことで不安が広がったと指摘。混乱は2〜3日で収まる見通しだとしている。2011年の大洪水では品不足が15〜20日続いたが、今回は状況が大きく異なるとの見方だ。
政府も対応を急いでいる。商務省国内取引局は9月27日、大手スーパーやコンビニ、生鮮市場の代表を集めて会議を実施。ウィッタヤコン局長は「小売・卸売の仕組みは通常どおり動いている」と強調した。ただ、ラートクラバン、バンカピ、ミンブリ、ランシットなどでは複数の店舗で輸送が滞っている。
野菜の値動きも監視の対象だ。パクチーや空芯菜など葉物野菜は値上がりしている一方、キャベツやトマトは値下がりした。10月10〜18日はベジタリアン祭りの期間となるが、同局は、品不足や不当な値上げの通報窓口としてホットライン1569を設けた。

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