【車両】ベンツ、洪水受け販促を10月末まで延長 値引き最大60万バーツ超に拡大
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メルセデス・ベンツ・タイランドは、年次販促キャンペーン「メルセデス・ベンツ・スターフェスト2026」の特典期間を2026年10月31日まで延長すると発表した。9月下旬から各地で続く洪水被害を受けた措置だ。
新たに「洪水支援割引」を設け、新車購入時に通常の割引へ最大20万バーツを上乗せする。値引き総額は最大60万バーツを超え、12月29日までに納車される車両が対象となる。
対象は10車種。主力セダン「E 220 d AMGライン」(393万バーツ)は通常割引50万バーツに洪水支援として10万バーツが値引きされる。大型SUV「GLS 450 d 4MATIC」(595万バーツ)には計42万バーツ、「GLE 300 d 4MATIC」(495万バーツ)には計39万バーツ。プラグインハイブリッド車(PHEV)では「C 350 e」(289万バーツ)が計23万バーツ、「E 350 e」(369万バーツ)が計20万バーツとなる。
アフターサービスでは、洪水で損傷した全車種を対象に部品代を最低30%割り引く。全国31カ所の正規サービスセンターで12月31日まで受け付ける。
今回の洪水は自動車業界の供給網にも打撃を与えている。トヨタ・モーター・タイランドは部品の配送が滞り、サムロン、バンポー、ゲートウェイの3工場で生産を一時休止。ホンダもプラチンブリ工場の生産を一時停止した。メーカー各社は生産の遅れに加え、被災地での消費の冷え込みという二重の逆風に直面している。今回の措置は、浸水車の買い替え需要を取り込みつつ、年末商戦に向けて販売の落ち込みを防ぐ狙いとみられる。高級車ブランドが値引きの上乗せに踏み切ったことで、他社が追随するかどうかが注目されている。
