経歴詐称疑惑の新未来党党首 中央選管「証拠はなく無罪」
新未来党(FFP)のナタトン党首の経歴について、事実と異なる内容が約5カ月にわたって同党のホームページに掲載されていた問題で、中央選挙管理委員会は3月14日、同党首に有権者を欺く意図があったことを裏付ける根拠は確認できず、このため罪に問わないことを決めたと発表した。
ホームページには、「タイ工業連盟(FTI)会長を2期務めた」と説明されていたが、実際にはFTIのナコンナヨック県支部のトップを務めただけだった。
タナトン氏は国内最大の自動車部品メーカー「タイ・サミット・グループ」の創業家の出。氏が党首に就任した時は「有望な若手実業家の政界入り」として注目を集めている。