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新政権でのプラユット首相続投 「可能性高くなった」との指摘も

プラユット暫定首相を首相候補としている国家国民の力党(パランプラチャラット党)が総選挙で大勝する可能性は低いとの見方が支配的だが、関係筋によれば、プラユット首相が総選挙後に首相に選ばれる可能性は以前に比べて高くなっているという。

これは、国家国民の力党のライバルである民主党とタイ貢献党の立候補者の中で総選挙後の首相選びにおいて自党の首相候補を選ばずにプラユット氏を首相に選ぶ可能性を示唆する者が増えているためだ。

民主党ではアピシット党首がプラユット首相の続投に反対を表明しており、また、タクシン派のタイ貢献党は反軍部を明確にしており国家国民の力党とは水と油の関係。しかし、これら2党では少なからぬ下院議員当選者が安定した連立政権を構えることや国が抱える問題の解決を優先してプラユット首相を新首相に推すことも予想されるという。

総選挙後の首相選びは、下院議員500人と上院議員250人が得票数が5%以上の政党の首相候補の中から投票で選ぶという形で行われる。

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