タイ下院総選挙 28人が投票用紙を破る 10年間選挙権停止
タイ中央選挙管理委員会によれば、3月24日の総選挙の投票において有権者28人が投票用紙を破っており、大半が高齢者、酔っ払い、精神障害者だったという。
意図的に投票用紙を破った場合、5年以下の禁錮刑、10万バーツ以下の罰金刑あるいは双方が科せられるほか、10年間選挙権停止となる。
チェンマイ県では高齢男性が投票用紙を半分に切り裂く出来事があったが、「記念に半分を持ち帰ろうと思った」と説明。親戚の説明によれば、男性は最近交通事故に遭い、それ以後、言動がおかしいとのことだ。