最高裁 タクシン元首相に禁錮3年の有罪判決 ミャンマー融資で不正
事実上の亡命生活を続けているタクシン元首相について、最高裁判所はこのほど、首相在任中の2004年にタイ輸出入銀行を通じての40億バーツにのぼる対ミャンマー融資に絡む不正があったとして元首相を禁錮3年にするとの有罪判決を下した。
元首相は自身が実質支配する通信会社が利益を得られるよう融資の金利を非常に低く設定したとされる。
なお、タクシン元首相を被告とする裁判であるが、今回のケースを含め汚職や不正などに関する6件が終了しており、3件がいまだ継続中となっている。