家賃めぐるトラブルで外国人が自室籠城 救急隊が突入し病院に搬送
タイ南部プーケット県からの報道によれば、市街地にあるコンドミニアム9階の自室に3カ月ほど前からオーストラリア人男性(51)が閉じこもっていたが、5月3日、警官らが部屋のドアを開け、衰弱していた男性を最寄りの病院に搬送した。
男性は家賃をめぐり家主とトラブルになったことから今年1月14日から自室に籠城。外部からの再三の呼びかけにもかかわらずドアを開けようとしなかった。このため、賃貸契約は取り消され、部屋の水道も電気も止められることになった。
そして5月3日、警官がドアの前で男性と話している隙を狙い、救急隊員らがクレーンに乗り9階の窓から部屋に突入した。男性は食事を十分とれていなかったため非常に弱っており、現在病院で治療を受けている。