国民国家の力党党首、経済閣僚ポスト独占との一部報道を否定
親軍政党である「国民国家の力党」を中核とする連立政権が誕生する可能性が高まっているが、ウタマ同党党首は5月9日、「国民国家の力党が経済閣僚ポストを独占しようとしている」との一部報道について、「政党間で連立政権樹立のための本格的な話し合いはまだ始まっていない」と述べ、報道内容を否定した。
報道では、親軍部陣営に参加する見通しの民主党とタイ威信党が、国民国家の党による経済閣僚ポスト独占に不満を抱いているという。だが、ウタマ党首によれば、「他政党との話し合いはまだ予備段階であり、経済閣僚ポストに関する結論が出るのはまだ先」とのことだ。