歯科クリニック 抜歯時に折れたドリルの歯を顎骨に放置 「いずれ出てくる」
東北部コンケン県からの報道によれば、コンケン大学で6月28日、33歳の女性の顎骨に埋まっていた折れた歯科用ドリル刃が手術によって摘出された。
女性は4年前に南部ナラティワート県タクバイ郡の病院で親知らずを抜く手術を受けたが、その際に歯科用ドリルの刃が折れて顎骨の中に残ってしまった。
「折れたドリル刃はそのうち自然に出てくる」と言われたものの、顎骨の中にとどまったままで違和感もあり、女性は病院側に善処を求めたが対応してもらえなかったという。
今回手術を執刀したコンケン大歯学部のパッタナモン副学部長によれば、手術でドリル刃の破片を安全に取り除くことができたとのことだ。