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タイ保健省 新型肺結核検査キット開発中 今年10月から病院に配布

タイ保健省医学局によれば、同局は従来より早く結果の判明する肺結核検査キットを開発しており、今年10月にも全国の病院に配布できる見通しという。

スクム保健事務次官は7月9日の記者会見で「保健省は肺結核がタイ国民の健康を脅かすものであり、その脅威が次第に大きくなっていることを認識している」と指摘。新しい検査キットへの期待を示した。

世界保健機関(WHO)は2035年までに肺結核患者の割合を10万人当たり10人以下とする目標を掲げているが、タイにおける昨年の割合は10万人当たり156人となっている。

同事務次官によれば、女性歌手のナムターンさん(28)が鼻などから大量出血して数日後に死亡するという出来事があったが、その原因も結核だったという。

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