タイ南部議員 治安悪化の原因は戒厳令と非常事態管理法 過激派の反感買う
タイ最南部3県では20年近く前からイスラム過激派によるとされるテロで治安が極度に悪化した状態が続いており、一向に改善する様子をみせていない。
このため、南部出身の下院議員12人が7月24日、戒厳令と非常事態管理法のため治安が改善するどころか逆に悪化しているとして、プラユット首相兼国防相に直接会い法令の見直しを求めるとの考えを明らかにした。これらの法令が施行されたことで過激派の反発を招き、状況がかえって悪化しているという。