水死する子ども タイは東南アジアで最多 水泳の授業がないのも原因
世界保健機関(WHO)によれば、タイにおける子どもの水死は東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国の中で最も多く、その割合は世界平均の2倍となっている。
タイでは学校にプールがなく、子どもたちが水泳を教わっていないなどの理由から水遊びなどで死亡する子供が多いことが以前から問題となっている。
WHOの担当者によれば、タイでは対策が講じられ、改善が見られているものの、依然として海や川で命を失う子供が多く、関係当局が対策にさらに力を入れる必要があるという。