タイ空港社 ドンムアン空港の乗り入れ旅客機の大型化を航空会社に求める
タイ国内の主要空港を管理・運営するタイ空港社(AOT)はこのほど、ドンムアン国際空港に乗り入れている航空会社に対し、同空港の混雑を緩和するために旅客機を客席の多いワイドボディ機に変更するよう呼びかけた。
関係筋によれば、格安航空会社(LCC)が使用している客室の通路が1本のナローボディ機は座席数100~200。これに対し通路が2本で機体が大型のワイドボディ機は客席数が約300となる。
ドンムアン空港では現在、離着陸する航空機の数が1時間当たり52機、1日当たり約700~800機と限界に達しているが、新たに滑走路を建設することは不可能。このため、LCCがワイドボディ機を採用して旅客輸送能力を高めることが必要とのことだ。