閣僚宣誓式での「言葉足らず」問題 野党陣営が汚職制圧委に捜査要請へ 「徹底的に追及する」
新閣僚の宣誓式においてプラユット首相が宣誓の文言が不完全だったとされる問題で、野党7党は9月24日、国家汚職制圧委員会(NACC)に捜査を要請することで意見が一致した。
野党陣営は宣誓が不完全だったのは憲法違反だとして首相などの責任を追及する構えをとっている。野党は先に下院議長を通じて憲法裁判所にこの問題に対する判断を求めたが、憲法裁は管轄外との理由で請求を却下。だが、最大野党・タイ貢献党の法律専門家チームの代表、チューサク氏は、「法的責任を追及する手段がほかにもあるはず」とあきらめない姿勢を示している。