アルコール飲料の宣伝 複数の市民団体が取り締まり強化を都知事に要請
アルコール飲料の危険性などを訴える複数の市民団体の代表約30人が10月10日、アサウィン・バンコク都知事に対し、アルコール規制法に違反してアルコール飲料の広告を行っているアルコール飲料メーカーを厳しく取り締まるよう要請した。都知事は都庁アルコール規制委員会の委員長を務めている。
団体によれば、調査を行ったところ、アルコール規制法を守らずに酒を宣伝する大型看板を設置したり、飲食店の店頭で酒の宣伝をしたりするケースが少なからず確認されたという。
同法では、間接的、直接的に酒を勧める宣伝・広告を行った者には1年以下の禁固刑、50万バーツ以下の罰金刑あるいは双方を科すと規定されている。