御座船パレード延期 チャオプラヤ川の流速早く安全面を考慮
今年5月の国王陛下戴冠を祝う行事の一環であるチャオプラヤ川での御座船パレードが当初予定の10月24日から12月12日に延期となった件で、ウィサヌ副首相が10月21日、改めて延期理由の詳細を明らかにした。
最大の理由は海軍から当初の実施日ではチャオプラヤ川の流れが速いと予想されるとの指摘があったこと。このため、政府は安全面などを考慮して御座船パレードを12月半ばに行うことを決めたという。
海軍によれば、チャオプラヤ川は現在、水量が多く流れも速くて御座船パレードには適さないが、この状態が来月まで続く見通し。なお、御座船パレードのリハーサルは今後11月に3回、12月に2回の計5回行われる予定だ。