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タイ南部の漁師が見つけたのは高価な竜涎香か 鑑定を県知事に依頼

10月22日、タイ南部スラタニ県サムイ島を訪れたウィチャウット同県知事に対し、漁師のチャムラートさん(55)が海岸で見つけた塊が竜涎香(りゅうぜんこう)かどうか鑑定してほしいと依頼した。

竜涎香はアンバーグリスとも呼ばれる、マッコウクジラの腸内に発生する結石であり、希少な香料として非常に高額で取引されている。

チャムラートさんは重さ約6キロで水に浮くこの岩のような塊を今年1月初めに海岸で発見。親類がインターネットで調べたところ、高価な竜涎香かもしれないことがわかったという。

これまでに、「調べてやる」と言って村人3人が塊を500グラムほど切り取って持って行ったが、その後音沙汰なしとのことだ。

ネット上の情報によれば、竜涎香は質の良いものだと1グラム2000円以上、1キロで2000万円以上になる。

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