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与党議員による国有農地の不正使用 森林局がクロ判定

森林局はこのほど、政権党・国民国家の力党所属の女性議員、パーリーナー氏が西部ラチャブリ県で貧しい農民に農地として付与されるべき国有林の土地を不正に使用したとの判断を示した。同議員はこれらの土地に養鶏場を建てて養鶏業を行うなどしていたという。

タマナート副農相によれば、議員が使用している土地は没収される予定であるが、議員が土地の使用権を証明できた場合には返却されることになる。

なお、政府は貧しい農民が生計を立てられるよう国有地の一部を農地として貧農が使用することを許可するプロジェクトを以前から実施しているが、地元の有力者が役人と結託して計画を悪用して国有地を商業目的に利用するといった不正が各地で報告されている。

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