海洋ごみで死ぬ海洋生物が増加 過去数週間でウミガメ13頭の死亡確認
海洋学研究者として知られる国立カセサート大学水産学部のトン氏は12月10日、報道関係者に対し、タイ南部の海岸や沖合では海洋ごみが原因で死んだとみられるウミガメがこの数週間に13頭確認されており、非常にショックを受けたと語った。
同氏によれば、海洋沿岸資源局が先に発表した統計では、今年に入っての死亡数は23頭と過去最多を記録しており、また、海洋ごみで死んだと予想されるウミガメの数もこれまでを上回る可能性があるという。
同氏は、「このように多くの海洋生物が死んでいることは、タイが海洋ごみ問題に真剣に取り組まなければならないことを示している」と話している。