寝室内に一家5人の遺体 借金苦で練炭心中か
タイ中部ピサヌローク県ムアン郡(県庁所在地)で2月21日正午ごろ、民家の寝室で一家5人が死んでいるのが見つかった。寝室内には炭を燃やした形跡があり、また、遺書があったことから、心中を図った可能性が高いという。
遺体で見つかったのは、中古車販売業の男性と妻と13歳の息子、男性の母親と姉の5人で、この家で飼われていた犬6頭も寝室内で死んでいた。男性は1000万バーツを超える借金があったとされるが、遺書には、「借金を返済できず、商売を続けることができなくなった」などと書かれていたという。
関係筋によれば、住宅の玄関が施錠されていて中に入れなかったことから、不審に思った親類が窓から入って玄関を開けたもので、施錠されていた寝室のドアをこじ開けたところ5人が死亡していたとのことだ。