新型コロナ経過観察のため隔離中の男性が病院5階から転落死
バンコクに隣接するサムットプラカン県で4月13日、国立病院の5階から男性が2階のベランダに転落して死亡した。南部ナラティワート県出身の男性はインドネシアで宗教行事に参加したあと帰国し、新型コロナウイルス感染拡大防止の一環として14日間病院に隔離されることになっていたもので、隔離13日目の13日に飛び降りて死亡した。検査でも感染は確認されていなかった。
警察によれば、男性はほかの2人とともに同じ病室に隔離されていたが、突然病室内で暴れ出し、駆けつけた病院のスタッフなどがなだめようとしたものの、興奮状態のまま走り出して窓から飛び降りたものという。