政府が外出禁止の緩和を検討 タイ国立大学医学部長「4月22日以降なら可能」
プラユット首相は4月15日、1日当たりの感染者数が減少傾向を示していることを受けて新型コロナウイルス感染症対策本部が外出禁止令の緩和を検討する予定であることを明らかにした。タイ政府は非常事態宣言下、4月3日から30日にかけて午後10時から翌午前4時までを外出禁止としている。
ビジネス部門からは経済への影響に配慮して外出禁止の早期緩和を求める声が出ているが、国立マヒドン大学シリラート病院医学部のプラシット学部長は、潜伏期間などを考慮すれば4月22日以降に外出禁止を緩和することが可能との見解を示している。