タイ国境の民家から大量の武器弾薬を押収 政治的混乱誘発が目的か
ミャンマーと国境を接する西部ターク県の民家から見つかった大量の武器弾薬について、チャクティップ警察庁長官はこのほど、秘密情報機関から提供された情報として、「政治的混乱を起こすために使われる予定だった」との見方を示した。
機関銃2丁、自動小銃のM16やAK47などを含む27丁の銃、複数のてき弾発射器、大量の弾薬は同県メーソート郡メータオの民家に隠されていたもので、国軍と国境警備警察による合同の家宅捜索で発見、押収された。これに関連して2人が逮捕され、尋問のために軍の施設に連行された。
チャクティップ長官は、「なぜ武器を集めていたかについて捜査を続けているが、諜報機関から提供された情報では、これらの武器を使って特定の政治勢力が政治的混乱を引き起こそうとしていた可能性がある」としている。