タイ保健相 「COVID19の分類引き下げは時期尚早」
新型コロナウイルス感染状況の改善に伴い感染対策の制限措置が次々に緩和されているが、アヌティン保健相はこのほど、「危険な感染症」という新型コロナウイルス感染症(COVID19)の現在の分類を引き下げるか否かを決めるにはまだ数週間必要との考えを示した。
分類が「危険な感染症」の場合、新型コロナの治療費はすべて公費で賄われているが、「より危険度の低い感染症」に引き下げられた場合は治療費は自己負担となる見通しだ。
なお、分類の引き下げは、非常事態宣言が現在も有効であることから、権限を有す委員会の提言に基づき、新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)が最終的に決定する。