首相が駅や車内の密集状状態を懸念 保健当局が企業に時差出勤求める
新型コロナウイルス感染症対策センターのタウィシン広報担当はこのほど、同センターの最高責任者であるプラユット首相が公共輸送機関などで人の密集が起きていることを懸念しており、対策を講ずるべきと考えていることを明らかにした。
バンコクの高架電車「BTSスカイトレイン」の一部の駅で利用者の多い過密状態が生じているなどと報じられており、過密が新型コロナの感染拡大につながるとの指摘も出ている。
タウィシン氏は、時間差の出勤・退勤を実現することが公共輸送機関の過密問題の解決策になり得るとして企業などの協力を得て求めている。