保健省が懸念 バンコク都知事の視察が新型コロナ感染拡大に拍車
キアティプム保健事務次官は7月17日、13日から17日までの5連休で新型コロナの感染が再び拡大するリスクが高まっていることから、チャチャート都知事が都庁職員を大勢引き連れて視察などを行うことが感染拡大に拍車をかけるのではないかと保健省が懸念していると説明した。
新型コロナはここに来て感染者が再び増加傾向を示しているが、とりわけバンコクとその近隣県や観光客が多く訪れる県で感染拡大が目立っている。同事務次官によれば、現在1日当たり約2000人が新型コロナに感染して入院しているが、その約半数がバンコク都民とのことだ。