タイ入国時 ワクチン接種証明書の提示が必要に
サクサヤム運輸相が1月7日に明らかにしたところによれば、タイ民間航空機構(CAAT)は関係機関に対し、タイに乗り入れる旅客機の乗客に搭乗時に必要な回数の新型コロナワクチンを接種したことを示す証明書の提示を9日から求めることを通達した。その措置は18歳以上の乗客が対象で、今のところ1月末まで実施される予定という。また、接種証明書の代わりに6カ月以内に新型コロナに罹患して回復したことを示す医師の証明書を提示することも可能とのことだ。
このほか、ワクチン未接種の者は接種を受けない医学的理由を明記したドキュメントが必要としている。なお、タイ国籍を有する者やトランジットでタイを経由するだけの旅行者は証明書の提示は不要という。
ただ、タイ政府のコロナ政策は流動的であり、これまでも「朝令暮改」のほか、政府発表と現場での対応が一致しないこともあったため、最新情報を確認することが必要だ。