外国人観光客受け入れによる感染再拡大の可能性を否定 保健当局
タイ政府は観光業とタイ経済の立て直しのため長期滞在の外国人の受け入れを拡大する方針を示しているが、保健省疾病管理局のタナラック副局長は9月16日、この入国制限の緩和によってタイ国内で新型コロナウイルスの感染が再燃することはないとの見通しを示した。タイに入国する外国人には14日間の強制隔離が義務づけられている。
一方、タイからミャンマーに帰国したミャンマー人の2歳男児の感染が確認されたと報じられたが、タナラック副局長は、「関係当局が鋭意調査を実施中だが、男児が帰国まで滞在していたアユタヤ県で特別な措置を講ずることはしていない」と説明した。