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医療専門家が指摘「タイまだ感染拡大第2波を乗り切っていない」

新型コロナの感染再拡大エリアの一部で感染状況が改善しているなどと報じられているが、マヒドン大学付属ラマティボディ病院医学部のピヤミット学部長はこのほど、新型コロナに関するオンライン・セミナーの席上、「我々は感染の第2波をまだ乗り切れていない。このため、まだ第3波について語る時ではない」と述べ、油断せずにしっかり感染対策を実行して現在の感染拡大を押さえ込むことが必要との認識を示した。

また、同セミナーに出席した、マヒドン大学付属シリラート病院医学部のプラシット学部長によれば、第2波で感染者が増加しているものの、第1波に比べて研究も進み、医療体制も整っているため、死亡する人の割合は下がっているという。

なお、新型コロナウイルス感染症対策センターが27日に発表したところによれば、新たに819人の感染が確認されて累計感染者数が1万5465人に増えた。累計死亡者数も1人増え76人となった。

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